bloodthirsty butchersの吉村さんが亡くなった。
昔のブログにも書いたけど、彼は僕のヒーローだった。
間違いなく音楽で僕を救ってくれた1人なのです。
その中でも彼の存在(音楽)は異質で、明らかに他と違う何かを僕の中に焼き付けた。
ギターの音や弾き方も独特で、どうやってこんな音出すんだろうと機材を真似たり、
名前もないようなコードを覚えたりした。
普段あまりライブを見に行かない僕もブッチャーズのライブにはよく行った。
いつも学校帰りに海沿いを歩きながらイヤフォンで聴いていた。
彼らの音楽はこの背中を押してくれるでもなく、現実を忘れさせてくれる訳でもなく、
ただそこに漂っていた。打ち寄せる波のように。
消えない魔法が本当にあったら、こんなのを言うんだろうな。
bloodthirsty butchersが好きな人で僕らの音楽を好きになってくれる人はあまりいない。
でも、カフカっていうバンドの中にもそんな魔法にかけられた奴がいるんだって
知ってほしい。
ありがとうございました。
いつまでも鳴らし続けます。
どこからどこまで
僕は何を目指している
羽根は濡れてる
崩れた空の果てまで
bloodthirsty butchers 「僕」
bloodthirsty butchers 「僕」